「日本語教師の願い」

 結論から言うと、日本語は「国際語」にならないのだろうか。という疑問というか、願いを日々自分の中で唱えている。これは、国政にも繋がるのだが、日本語教師として「日本語が世界の共通語(世界語、公用語)になるためには、どんな国策が考えられるのか考えている。現在の国連の公用語→「中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、アラビア語)である。見てのとおり、日本語は入っていない。
 これらは、日本語教師が呟いても変わらないことは分かっている。しかし、発信することが意義のあることだと思っている。日本では、「国際化(グローバル化)」ということばが叫ばれているが、「国際化」とは何なのだろう?英語が話せるようになるから?英語が話せるから?外国の方がたくさん日本に移住してきているから?これらは、定義というか、私たちの先入観的なことで決めてしまったことが、広まってしまって、そう思っているだけのことではないだろうか。
日本は、世界に誇る経済超大国である。それは、世界にも大きな影響力があるはずである。その優位性を活かし、「日本語」を世界へ広めていける策を間がられるのではないだろうか。その中で、日本語教師の役割も決まってくるはずだ。
んー、これは、今後の日本の課題になると勝手ながら思っている。


皆さんはどうお考えだろう。何か策や案があれば、ここで共有して頂きたい。


私は日々、この可能性について考えています。きっと、日本語が「国際語」になる日がくると願っています。そして、日本語教師としてできることはないかと日々考えています。


参考:鈴木孝夫(1995)『日本語は国際語になりうるか』